2020年4月25日土曜日

東京に来て1ヶ月が経とうとしています
土曜日の昼下がり、空は青く澄んでいますが
陽光のスペクトルは既に少しオレンジを帯びています

買い物を終えて今は休憩しています
モンデリーズのオレオ・ミントクリームと、ネスレのネスカフェ・ゴールドブレンド
飲料・食品分野でネスレ(スイス)は世界1位、モンデリーズ(アメリカ)は世界3位だそうです
ワールドスタンダードのコーヒータイムって感じですね

1人暮らしにも慣れてきました
ただここ数日は洗濯機を回した後中身を回収するのを忘れます
時間が経ってじっとりとした洗濯物の塊を拾い上げるのはあまり良い気がしないものですね
ユニクロのブラックデニムも洗濯しました
ユニクロは優秀で、Tシャツも一部はノンアイロンで着れます
ファストファッションに関しては外資より内資の方が良いですね

自分の環境もいよいよGAFAに飲まれてきました
グーグルのブラウザ、クロームは仕事でもプライベートでも使い、そしてグーグルはG suiteというクラウドサービスのバンドルみたいな物を仕事で使っている他(Gスイートは大学のアカウントサービスにも組み込まれていたのを覚えています)、グーグルマップや各種サービス
アップルのMacbookにiPhone・iPod
フェイスブックはあまり使いませんが一応iPhoneに入っていて、またフェイスブックが開発したReactというJavaScriptライブラリ(Webサイトとかを作るときに役に立つものです)も勉強したりしてました
アマゾンは各種サービスも含めて使いますし、あとecho show
ITはアメリカ一強感が強いですね
今に始まったことではないですがシリコンバレーが世界の中心の一つとも言えます

こんな感じで自分の生活の基盤は完全に旧西側諸国に形作られています
西側のテクノロジーをフル活用して旧東側の音楽を聴き、かつて共産主義者たちが話した言葉を学んでいるのはある意味滑稽ですね
まあイデオロギーなんて関係ないよね

純粋にスラヴの言葉や文字は美しいと思います
それらは強くて、歴史の中を生きてきた風格を持っているように思えます
それも少なからず辛酸を舐めてきた風格
その言葉はどこか寂しくて儚い
まあ自分の偏見でしょうけどね

Как жаль, что я не умею танцевать
(What a pity, I can't dance)



息の詰まるようなビルとビルの隙間
都会の真ん中、屋上で揺れる遅咲きの白椿
空調の音に、換気扇から漂う春風の匂い

東京の葉桜と、遠くに見える甍の波
変わらず佇む東京タワー

もうすぐ五月が来る