2020年3月2日月曜日

Привет, Россия.

※2020年3月8日更新

Сегодня я хочу поговорить о моей любимой музыке.
(Today I want to talk about my favorite music.)
(今日は好きな音楽について話そうと思います)

Я никогда не говорил, но на самом деле я могу говорить по-русски.
(I've never said, but in actually I can speak Russian.)
(これまで言ってませんでしたが、実はロシア語が話せるんです)

На самом деле я эпическая русскоговорящая.
(In fact, I'm an epic Russian speaker.)
(実際のところ、私はかなりのロシア語話者です)

Гугл-перевод? Я никогда не слышал об этом.
(Google Translation? I've never heard of it.)
(グーグル翻訳?そんなの聞いたことないな)


茶番はさておき…
最近聴いているロシアのポスト・パンク・リバイバルについて少し書こうと思います。

ロシアのポスト・パンク・リバイバルに出会ったのは、この動画のシリーズでした。


このような動画で音楽を聴いているうちに、それらの音楽に魅力を感じました。
いや、ファーストインプレッションで既に、とてもいい音楽だと思いました。

その動画シリーズで出会ったものや、それを基に検索して見つけた他の良いバンドを、少し紹介してみます。
(※この記事では動画をたくさん貼っていますが、もちろん全部聴かなくて大丈夫です!💦 時間を持て余して、気が向いたら何個かクリックしてみてね)



1. Черниковская Хата (Chernikovskaya Hata) 
このバンド名はどうやら「チェルニコフスカヤ・ハタ」と読み、「チェルニコフスカヤの小屋」というような意味らしいです。

черниковская хата - ночное рандеву

これはночное рандеву(Nochnoe Randevu)という曲で、Night Rendevous、つまり邦題を当てるとすれば「夜のランデヴー」といった感じになるのだろうと思います。



2. Дурной Вкус (Durnoi Vkus) 

このバンド名はどうやら「ドゥルノイ・ヴクス」と読み、意味は「Bad Taste」のようです(でもだからと言って「悪い味」という意味だとするのは何だか違和感がありますね)。

Дурной Вкус - Пластинки

これはПластинки(Plastinki)という曲で、Records、つまりレコードという意味になるようです(ジャケットの絵からしても、アナログ盤という意味でのレコードであっているのではないかと思います)。



3. БУЕРАК (BUERAK) 
このバンド名の意味は分かりませんでした。とりあえずブエラク、と読むらしいです。
ちなみにグーグル翻訳ではロシア語ではなくセルビア語と自動認識されました。


БУЕРАК - Страсть к Курению

この曲はСтрасть к Курениюという曲で、「Passion for Smoking」という意味のようです。
これはPVも音楽も非常にシンプルながら、多くを語っているような気がします。
個人的には煙草を咥えながら、黒いフェンダー・テレキャスターを弾いているシーンの雰囲気がいいなと思いました。



他にはこのような曲があります。Buerakはなかなか良いバンドです。

Спортивные Очки(en: Sports Glass)



4. Молчат Дома (Molchat Doma) 
このバンド名は「モルチャッ・ドマ」という風に発音し、「Silent at Home」という意味だそうです(コロナウイルスのせいで家にいることが多いこの時期にある意味ぴったりのバンド名?)。ベラルーシのバンドで、主にヨーロッパ圏で活動している様子。ヨーロッパツアーの他、YouTubeのコメント欄から推測するにアメリカでもライブを行うなど、各国で人気を博しているようです。

Молчат Дома - Этажи

この動画はフルアルバムです。アルバム名のЭтажиは「Floors」という意味だそうで、なるほどジャケットの写真からしてもfloorsという意味でなるほどという感じです。
このアルバムの雰囲気は、全体として、このジャンルがどういうものであるかをよく体現しているように思えます。良いアルバムです。
このバンドも良曲を多数生み出しています。

Молчат Дома - С крыш наших домов


5. Где Фантом?  
このバンド名は「グデ・ファントム」のように発音し(最初のgの音はかなり短く発音されるようです)、「Where is the phantom?」という意味だそう。
phantomというのは幽霊や幻といった意味ですが、何となく調べてみると、物理学で「放射線の人体影響を見積もるための人体模型もファントムという」(Wikipedia)そうで、良いバンド名を付けたなあと思いました。

Где Фантом? - Я тебя люблю

この曲はЯ тебя люблюという曲で、意味は「I love you」だそう。「ヤ・チビャ・ユビュユウ」のように発音するようです。このフレーズは他の言語と比較しやすいですが、なんだかロシア語って難しい(日本語が言えたことではないかもしれないけれど)。。
この曲はとてもいい雰囲気で、コメント欄に歌詞を英訳した人がいるようですが、曲の雰囲気の通りのような内容です。



だいたいこんなところでしょうか。
ちなみにこれはランキングではなく、単に自分の思い付いた順に挙げて行っただけです。
ここに載せた5バンドはどれも気に入っています。

こんな曲ばかり聴いていると、ロシア語(というよりスラブ語、そしてキリル文字を使うその他の言語)を学びたくなってしまいます。
ちなみにとあるサイトのランキングによれば、ロシア語習得にかかる時間が約1100時間(44週)であるのに対し、日本語はなんと約2200時間(88週)。。しかもそのサイトによれば、英語のネイティブスピーカーにとって日本語を習得するのはそれ以上かかる(もっとちゃんと説明すると、同程度の難易度とランク付けられるアラビア語・広東語・韓国語よりも難しい)とか。
つまり、ロシア語より日本語の方が余程難しいわけです。そのサイトでは、ランクづけられている言語のうち日本語が最も難しい言語ということになると解釈できます(もっとも、英語のネイティブスピーカーを基準としたランク付けと思われますが)。

最近は専らプログラミング言語ばかり勉強していましたが、また自然言語を勉強してみたくなった次第でした。

Так что, думаю, я проведу время в глубоком море России ...
(So, I think I'll spend my time in the deep sea of Russia...)


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