2016年9月18日日曜日

Role Model

俺も正直なところ
汚い感情で一杯だよ
俺は色んな奴らと普通に接して
それでも壁を作ってしまう、
そこにあるのは俺が自分で掘った溝かもしれない
だけど色んな奴らの気に食わないところを後から見つけて
そのせいにすることにも慣れた
確かにこれも汚いことの一つであるとは思う
だけれどもそれも生きる方法だ
内心では色んな連中を嫌いながらも
心の汚い言葉を浴びせながらも
それで自分の中の何かが片付くなら悪いことではないように思えた
それに俺も無実無根のことは連中に対してでも言わない
俺の憎悪も都合の良いものだ


肩身の狭さ
俺は色んな所で感じてきた…
家でも外でも学校でも大学でも
俺が奴らと距離を置いてるのか?
奴らが俺と離れているのか?
奴らは俺のことが気に食わないのか?
それとも俺が?
奴らは俺を認めていないのか?
それとも俺が?
この問いのいずれかに"はい"の答えが出ることもあるだろう、
というかこれまで沢山あったはずだ
でもそしたらそうじゃなくても
それを気にして、自意識過剰気味になることもあった
俺はその答えを連中に求めた
人の顔色を窺う俺の癖も、そういうところから出た節もある
それでもなお、俺の個性というか、この
無駄に強くて、無駄に人と馴染まないこのアイデンティティのようなものだけは
自分の中で増幅していった、
というよりか寧ろ、そういう状況が
俺に"自分"をより強く意識させた
「俺はそもそもみんなに好かれるような人間じゃない」
それはまだ全く普通だ
でも中学生の時思っていた
「俺はみんなが思っているほどいい人間じゃない」
「俺は理性の塊なんかじゃない」
「俺は連中が思っているような気高い人間じゃない」
これらは俺の人生を、俺の思考を
大きく変えてしまったと思う
別に今はもう、そのせいじゃない
それでも今でもそれらの思いが生き続けていると感じることもある
18になれば、不良じゃなくても煙草を吸ったり酒を飲んだりは普通にする
今の俺もそんなもんだ、
俺は"悪ぶりたい"と思ったことはなかった
それに今はなおさら、そんなことは思わない
今は余計な感情や過剰な勘を鎮めるために
そういうものに依存したくなる気持ちが強いだけだ
何かに酔っている間は心地が良いものだ
それで俺は、自分の中の増幅する"自分"を
Eminemに重ねてみたりもする
俺は高校では髪を染めてみたりもして
そのときもEminemは聴いていたが
その後"育ちが良いように見える"恰好をしようと心がけていたときも
俺はずっと聴いていた、
高校のブルジョワ連中が着てたような服と遜色ない恰好をしていても
俺はEminemのThe Way I Amを聴いていた
Role Modelも好きな曲だ
そんな感じだ、
むしろ
きっとこれは君も良く分かると思う、
ブルジョワ連中とつるんで奴らと同じように合わせて振る舞いつつも
奴らと決定的に違う"自分"を自分の胸中に抱くことって
すごく快感なんだ
たとえば
俺は綺麗な白い七分丈のパンツを履いて
白いワイシャツを第一ボタンだけ開けて着る、
その上に紺色のセーターを着る
そして黒いジャケットを羽織る
靴下も紺色で合わせて
靴は黒い革靴を履く
時計はいつもしてるじいちゃんの形見のカシオ
そうすれば俺は完全に育ちのいい男だ
そして髪型はいまのまま
ワックスをつけて、しっかり盛って
コンタクトか、黒縁メガネかで印象は変わってくるが
そして高校のブルジョワ連中と談笑する
その後は自分の時間
Eminemの汚くも自分の心にかなうリリックを聴いて
いい加減暗くなってからコンビニでワンカップの酒を買う、
近所の公園で飲み干す
そしてそのガラスの瓶を、地面に叩きつけて割るんだ
すごくいい音で砕けて飛び散る
その瞬間の快感のようなものかな
自分の中の本当の自分が、息を吹き返すんだ
そういったことを、喜びとしていたこともあったよ、
ひねくれ者かもしれないけど
そうやって半分奴らに迎合しつつ、奴らの振る舞いに背くようなことをした
その度に思うんだよ
俺と奴らは違う、って
嘲笑ってやるんだよ
別に奴らに、恨みはないけどな

なんだか長くなってしまった、
それになんだかまた、少し変なことを書いた気がする
それでもいいや

あれ、本当は俺は
なんか違うことを書こうとしたような…
まあいいか

※追記
これ書いたときシラフじゃないのであしからず

2016年9月17日土曜日

richard

濃い藍色のフェルト生地
そこに細い、断面が三角形になるような、山型にカットされた金で出来た線で
二等辺三角形が縁取られている、
120°と、30°の角度

2016年9月12日月曜日

cigarette

echoという煙草は、俺が今まで吸ったメンソールじゃない煙草の中で、なかなか強烈な印象をもっていた…
人も物も、第一印象というのは大切で、その後のそれに対する関わり方に関わりうるが
色んな銘柄の色んなレビューを読んだところでは、どうやら煙草というのは、必ずしも第一印象に拘束されるものでもないらしい。
煙草とか、そういう嗜好品は最初に不味いと思うと切り捨ててしまうものかと思いきや
価格があまり安くないから、という理由も大きいだろうが、そういうこともなく
何本か、あるいはそのまま一箱だけ吸いきる人も多いようで
最初の一本が不味くても、その後何本か吸っているうちに美味しく思えてくるというのは、ざらのようだ…人間関係も、そんなもんなのかもしれないけれど。
そう考えると、煙草というのはそこまで特異的なものでもないようだ…

そんなことはどうでもいいが
echoはとにかく、味が強く感じる
辛みと甘みがべたべたと、一服ごとに感じられる
吸い方にコツがあるというようで、案外それもまた、一本一本の個体差に左右され
ゆっくり吸っても辛いものは辛いし、割と強めに吸っても甘みがあるものもある。
とにかく味が濃い、というのが印象だろうか…そう感じるのはみんなかどうかは分からないが、
とにかく後味が残る
このガツンとくる煙草味は、タールが15ミリのせいなのだろうか、
にしてもあまり高タールだとさすがに、健康を気にするので
同じく旧三級品、わかばに手を出すのは少し、はばかられる…
わかばは確か同じ値段だが、タール19ミリという強者…
実際、慣れてくるとechoがおいしく感じるのはわかった
確かにこのキャラクターは手懐けるのが、他と比べて難しいように感じるが
旨いことは旨いことに、違いはなかった。

一方Marlboro(赤)は
echoより安心感がある、吸っていても、フィルター間際になるまでは割と安定した味を愉しめる
しかし最近、Marlboroのアンモニア臭を感じるようになった
吸い方のせいなのか、たまにそれを感じる
煙を少しだけ鼻から抜けば、あまり感じないように思える
料理などの味もそうだが、やっぱり嗅覚を通さずしては味わうことはできず、味覚はそれ自体で完全とは言えない
ほんの少し鼻から抜けば、ほどよい辛みの中の香ばしさがふっと広がる
やっぱり、Marlboroに体が慣れたのか、旨くも不味くもないと感じる一方で、たしかに安堵感のようなものを覚えるのも確かだった。

昨日、余していたPARLIAMENTを久しぶりに吸った
その"上品さ"というものが少しわかったかもしれない
ただ、echoの後に吸ったのが悪かった…
その繊細さをあまり感じられなかった
むしろ、味気なくすら感じてしまった
けれど、その副流煙の匂いに上品さがある
echoやMarlboroと比べると、副流煙に棘が無いというか
ツンとくる感じが無い
主流煙の方も同様で
そこにリセスド・フィルター(フィルターの一番外側の紙が5mmほど余分に伸びており、フィルター部と先端との間に空間が作られている。煙を冷やして味わいを深めるためらしい。)の働きがどれほどあるかは分からないが、マイルドな印象が作られている。
味がガツンと来るタイプではないが、飽きの来ない味であるような感じだろう。

実はechoについてもっと、美しい感想を書こうと思ったが
あの煙草にそんなものは似合わない、不要であると思い、普通に書いた

今回は煙草の話でした

reaper

俺は色んなことを考えているのは自分で分かっている
だけど実際何を考えていたかを思い出せば
俺はこの1か月、何を考えていただろうか
俺はこの1か月、何か成長しただろうか

成長したことはある
俺は君をもっと…愛するようになった
それはもちろん、愛はどんどん深まっているけど
特にそれを感じるときがあったな
俺はやっぱり、君を愛してるんだって思った
当たり前だけど、時々気付くんだよ
あ、俺、馬鹿みたいに美咲のことばっかり考えてるなって思ったり
普通こんなに考えてないだろって思ったり
ずっと君が頭の中にいるってことに
時々、我に返るように
ふと気づくんだ

俺は
毎日ではないがアルコールを飲むし
これを書きながらも、ウイスキーを飲んでる、
それにほぼ毎日煙草も吸う
君とだけだから別に全く健全だけど、セックスもする
俺はとんだ人間だ
まあ、人間、俺くらいの歳になればこんなものだろうけど
俺もまあ、こんなもんだ

そのくせ
宗教がどうの、って
イスラームに憧れたり
キリスト教に目を向けたり
俺の宗教への興味は今に始まったことじゃない
だけど興味が強まったのは確かではある
俺は一日くらいだけ、修道院とかでキリスト教徒のような生活をしてみたいと思ったり
俺は自分の思ったこととか
気付いたこととか
それを自分の背中で耐えきれないくせに
その重さを自分で
どんどん増やしていくんだ

自分の背負う十字架が
色んなものを吸い取っていく
俺はそれを軽くする術を知らない
でもそれはきっとみんなそうだ
できるのは重みをごまかすことくらいで
俺もそれに挑戦しているけど
一時的な効果を得るに過ぎない

このブログで何度か書いたような気がすることを反復してるにすぎない
本当はもっと違うことをかこうとおもったんだけど

そんな気でもないな
眠い



俺は自分がもう…

2016年9月6日火曜日

ultraviolet

許せることは許す
許せないことは許せない

至って単純なルールだ
俺じゃなくて色んな奴らが、そのルールを、当たり前のように認識してる
確かに、当たり前なことだ、当然だよ
これは知らず知らずのうちに、みんなそのルールの下で判断してる
でも

許すべきことは許す
許すべきじゃないことは許さない

これはすげえ難しいんだ
このルールを守る奴は
確かに立派だ、尊敬に値する
でもそうやって理性に従っていることって難しいよな
理性は本能を従わせているようだが
結局、強い本能は理性をも跪かせる
みんな基本的に考えることはできる
"べき"こと
それってなんなんだろうな

考えるとマジで嫌になる
俺を何度も同じ泥水に溺れさせる
許すべきじゃねえことを許すことは
それをどうでもよくあしらうことと近かったり
それかその真逆だったり
"べき"だっていう余計な観念が
いつも俺の首を絞める
俺の頭の中を
汚い罵詈雑言でいっぱいにしてしまう
俺は自分で嫌っていた世界に
自分で入ってしまう

何かを無理だと言って諦めることはよくない
けれど少年は
"無理"を受け入れることで成長するってこともある
諦めって
生きていくうえで欠かせないものだけど
なんか虚しいよな
別に綺麗事を並べるつもりはないけど
諦める、か
諦めないとこの世界を受け入れられないなんて
俺はいつからそんなバカみたいな事態に陥ってるんだ
世界には紛争の絶えないところもあれば
青空にふわふわのでっかい雲が浮かんで、牧草地に吹く風が牛の耳を掠めてるところもある
雨が降ってるところもあれば
パソコンを打ってる奴もいる
収穫を喜ぶ農家もいる
そういうことも含めて
とにかくこの世界はすべて一つで、
この丸い地球の上に、色んなものが同居してる
喜怒哀楽を乗せてぐるぐるぐるぐる
飽きずに回り続けてる

やっぱり諦める
考えれば考えるほどに哀しい
諦めて楽しく生きていくしかないのかもしれないな
楽しくって、雑だけど
色んな事を諦めて受け入れなきゃいけない

全て地球が滅びて
俺も君もいなくなって
何事も無かったかのようになればいいのにな
そうすれば俺も君も
頭を悩ませずに済むんだよ

もうそれでいいかもな

許すべきことは許さなきゃいけないからな









反吐が出そうなほど胸糞悪い、別に例の件じゃなくて、とにかく
ふざけんなよ


別に君に対してじゃないぞ

















全員ぶち殺すぞ、

2016年9月2日金曜日

blessing

8月30日か
あの日俺たちがああいう話をして

その後俺は家に帰って、言ったけど、美咲のいない生活を考えてみた
家に帰るまでも、バスの中でも
それを考えてた、
君なしでこの世界をあるいていく
そんな日が、絶対訪れてほしくないけど
あの日は、そういったことを割と、それまでよりは、現実的に考えてみた
けど、まず部屋について、机を見たら
置いていた写真は、君とモエレ沼公園に行ったときに撮った、風景の写真で
その写真を支えているのは、君と回したガチャガチャの、カービィで
その写真の前には、同じガチャガチャのハンコ置きのカービィが、君がくれた木の洗濯バサミを重そうに抱えてる
そして写真の右には、君がくれた時計があって
その前にあるBluetoothスピーカーは、君とススキノに行った時の記憶がある
後ろを振り返って見れば、白と茶色の引き出しの上に、カービィのガチャガチャのカプセルが2つ
"Just The way I am"のタオルハンカチ、Sukky(Pocky)の箱
ベッドは君と戯れたベッド、Tedは君との想い出の映画Ted2
とにかく他にも、君の記憶が
君が俺に寄り添っていてくれてる証が
部屋に溢れてる
もし、これが俺の部屋になかったら…
全く殺風景か、孤独なオタクみたいな部屋になってた
それとか、それらが部屋からなくなったら
寂しくて仕方ないよ、
空いた隙間は、何か物を置けばきっと埋まる
でも、いくら物を置いても、隙間風が塞がったと思えることは決してないだろうね
虚しいだけだよ
塞げない隙間が、心にはできてしまう
俺の心を満たしているのは、他でもない、完全に、君だけなんだよ
今、俺が飲んでいるBallantine'sというスコッチ・ウイスキーのあるグレードは
ぶった切ったように、後味が軽妙に、ふっと消える
ストレートで飲んでるんだけどね
けど、俺たちはそんなもんじゃない、全くそんなものじゃない
俺は、君と離れて生活することなんて
到底できやしないんだ
なんか今回、勿論今までも強く思っていたけど
改めて、痛感したよ
本当に、痛感という言葉が今回ばかりはジャストフィットかな
男の癖に、こんなことを書き連ねているのは女々しいね
でも、俺は本当に、君じゃないとだめだって、メチャクチャ強く思った
俺は絶対君を離したらダメだ
俺は君は、神が、まあもしそんなものがいるとしたら、俺に与えた恩恵だと思う
今の俺はでもなんとなく、”神"っていう表現は自分にそぐわない気がしてね
"主"っていうのがいいかな、完全に、聖書の影響だけど
俺たちはまだ、例の紙を出してないから
法的に正式に承認された関係ではないけど
主観的には、その将来を俺は自分の主に誓ったわけだし
それはあまり重要でないように感じるから
というのも、聖書に次のような部分がある

ある人が、イエスに尋ねるんだ
夫が、その妻と離婚してもよいか、とね
そこでイエスは、旧約聖書のモーセの言葉には"妻を出すものは離縁状を渡さなければならない"と定められているとある、と言ったが、こうも言った
もとはそうではなかったが、おまえたちの心がかたくなであるために、モーセは後からそう決めた、と
さらには、主がくっつけた男女を、人間が勝手に切り離してはいけない、と

ちなみに、イギリスのある国王は離婚したかったけど、このせいなのかカトリックでは(それかカトリックの聖職者は)離婚が認められていなかったため、イギリス国教会をつくったというくらいなんだ
俺はキリシタンでもなんでもないから、別にこの話はなんでもないし
こんなのは、君と一緒にいる理由のひとつと言えるわけじゃないけど
俺は、君は主の贈り物でもあると思ってる
俺は君と離れたくはない
離れるべきだとしても、やっぱり、
離れられないんだよ
絶対にね

まあ今のイエスの話は、雑談とか蘊蓄の類だと思ってくれて構わない、とにかく
俺は改めて、君の大切さを痛いほど実感したってことを
ここに書いておきたい


これからも、俺の隣にいてくれ
俺は君以外のところに行けやしない
安心して、俺だけに抱かれててくれ
俺は毎晩君のために祈ってる
君は俺の、すべてなんだ