2016年9月2日金曜日

blessing

8月30日か
あの日俺たちがああいう話をして

その後俺は家に帰って、言ったけど、美咲のいない生活を考えてみた
家に帰るまでも、バスの中でも
それを考えてた、
君なしでこの世界をあるいていく
そんな日が、絶対訪れてほしくないけど
あの日は、そういったことを割と、それまでよりは、現実的に考えてみた
けど、まず部屋について、机を見たら
置いていた写真は、君とモエレ沼公園に行ったときに撮った、風景の写真で
その写真を支えているのは、君と回したガチャガチャの、カービィで
その写真の前には、同じガチャガチャのハンコ置きのカービィが、君がくれた木の洗濯バサミを重そうに抱えてる
そして写真の右には、君がくれた時計があって
その前にあるBluetoothスピーカーは、君とススキノに行った時の記憶がある
後ろを振り返って見れば、白と茶色の引き出しの上に、カービィのガチャガチャのカプセルが2つ
"Just The way I am"のタオルハンカチ、Sukky(Pocky)の箱
ベッドは君と戯れたベッド、Tedは君との想い出の映画Ted2
とにかく他にも、君の記憶が
君が俺に寄り添っていてくれてる証が
部屋に溢れてる
もし、これが俺の部屋になかったら…
全く殺風景か、孤独なオタクみたいな部屋になってた
それとか、それらが部屋からなくなったら
寂しくて仕方ないよ、
空いた隙間は、何か物を置けばきっと埋まる
でも、いくら物を置いても、隙間風が塞がったと思えることは決してないだろうね
虚しいだけだよ
塞げない隙間が、心にはできてしまう
俺の心を満たしているのは、他でもない、完全に、君だけなんだよ
今、俺が飲んでいるBallantine'sというスコッチ・ウイスキーのあるグレードは
ぶった切ったように、後味が軽妙に、ふっと消える
ストレートで飲んでるんだけどね
けど、俺たちはそんなもんじゃない、全くそんなものじゃない
俺は、君と離れて生活することなんて
到底できやしないんだ
なんか今回、勿論今までも強く思っていたけど
改めて、痛感したよ
本当に、痛感という言葉が今回ばかりはジャストフィットかな
男の癖に、こんなことを書き連ねているのは女々しいね
でも、俺は本当に、君じゃないとだめだって、メチャクチャ強く思った
俺は絶対君を離したらダメだ
俺は君は、神が、まあもしそんなものがいるとしたら、俺に与えた恩恵だと思う
今の俺はでもなんとなく、”神"っていう表現は自分にそぐわない気がしてね
"主"っていうのがいいかな、完全に、聖書の影響だけど
俺たちはまだ、例の紙を出してないから
法的に正式に承認された関係ではないけど
主観的には、その将来を俺は自分の主に誓ったわけだし
それはあまり重要でないように感じるから
というのも、聖書に次のような部分がある

ある人が、イエスに尋ねるんだ
夫が、その妻と離婚してもよいか、とね
そこでイエスは、旧約聖書のモーセの言葉には"妻を出すものは離縁状を渡さなければならない"と定められているとある、と言ったが、こうも言った
もとはそうではなかったが、おまえたちの心がかたくなであるために、モーセは後からそう決めた、と
さらには、主がくっつけた男女を、人間が勝手に切り離してはいけない、と

ちなみに、イギリスのある国王は離婚したかったけど、このせいなのかカトリックでは(それかカトリックの聖職者は)離婚が認められていなかったため、イギリス国教会をつくったというくらいなんだ
俺はキリシタンでもなんでもないから、別にこの話はなんでもないし
こんなのは、君と一緒にいる理由のひとつと言えるわけじゃないけど
俺は、君は主の贈り物でもあると思ってる
俺は君と離れたくはない
離れるべきだとしても、やっぱり、
離れられないんだよ
絶対にね

まあ今のイエスの話は、雑談とか蘊蓄の類だと思ってくれて構わない、とにかく
俺は改めて、君の大切さを痛いほど実感したってことを
ここに書いておきたい


これからも、俺の隣にいてくれ
俺は君以外のところに行けやしない
安心して、俺だけに抱かれててくれ
俺は毎晩君のために祈ってる
君は俺の、すべてなんだ

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