2016年12月11日日曜日

sharpness

I pretend not to know...just let it go

一日ってこんなにも呆気なく終わるものだっけ
そう思いながらも時間をどこかで浪費して
俺は何かに齧りついてるふりをして
自分を騙してる

What' going on in the world today?
People fighting, feuding, looting it's okay
Let it go, let it blow, let the good times roll...

俺の知らないところでも、ね

むむむ


最近改めて、こう思う
やっぱり人生なんかやめたい、とね
あらゆる問題の根幹を辿れば、それは当たり前だけど"生きている"というところに行き着くんだよ
それでもこれを引きずるから辻褄が合わなくなる、
生きていこうとするあらゆる人間の、あらゆる営みは人間の本質と矛盾している気がするんだよ
俺は最近やっぱり、この世界は、プレイステーションのVRみたいなもので罰ゲームの世界に落とされているんじゃないかと思ってね
人間は本当は、もっと楽しい世界に生きてるはずだ
そもそも肉体など持たず、あくまで概念的な世界に
ここは牢獄なんだよ、ここから出る方法はいわゆる「死ぬこと」、それがゲームオーバーなんじゃないかと思ってね
まあ実は、もうちょっと違う考え方を俺はもってるけど
にしても、この世界はとても馬鹿げているとしか思えない
ここから早く抜け出した方が勝ちなんじゃないか?
いろんなしがらみに囚われて生きてる、これはみんな間違いないはずだ
人間の理性とはまず、神に逆らうところから発展していった、
まずこの世界に生きていこうとするために理性、これは俺の考えでは神に逆らっているし
一方そういう既成概念の世界では、逆に死のうとすることが神に逆らっているとみなされている
俺はこれを考える時、いつも混乱するけどね
人間の本質とは、生きる上でも死ぬ上でも、神に逆らっているんだよ、きっと

この世界に生かされている泥人形はみな、本当は生まれてきたくなかったんだよ
神は、ここに人々の魂を閉じ込めた、なかなか抜け出せないだろうということを見越して、敢えてそうした
すると「死ぬこと」は、なるべくここに人間の魂を閉じ込めておきたいという神の意に反する
一方、「強く生き、人間の発展させること」は神に対して反抗的な態度になる
つまり人間は何を期待されているか?
それは残念ながら、天寿を全うすることだ
長生きせず、しかし早くして自殺もせず
つまり自然状態こそ、神が望んだすべてなのだろう
なるべく健康的な生き方をして、神が待つよりも長く生きることは自殺することと同じくらい、罪が重いはずだ
しかし医療も受けず健康的な生き方もせず、運命に従うままに生涯を終える人はどれほどいるだろうか?
そんな人は殆どいない、
殆どは神に望まれた生き方をしていない
その癖、人は神を崇拝する
みんな反逆者であることを隠したいかのように
全く笑える話だよ、みんな犯罪者であるのに、
あたかもそうでないかのように暮らしてる

つまり、神に敢えて背こうとする人はその時点で、前提として神の存在を認めてしまっている
それもまた愚かな人間だ
神など信じなければいい、そんなものはいないと切り捨て、好きなように生きればいい
逆に言えば、好きなように死ねばいい
そういう自由が、人間には生まれながらに付与されていなかったのだろう
つまりみんなが憧れる境地は常に、その呪縛からの解放にある
生きること、死ぬことの両方を恐れない生き方
そんな、すべてを超越した超自然的な生き方にね

しかしそんなことができないのは当然である、
あらゆる人の人生は「生まれてから死ぬまで」と規定されてる以上、
人生は生きることという観点に依存せざるを得ない
つまり人はどんな人生を歩もうとも、結局望むような平穏にありつくことはできない
すべての尺度から解放されることは、そもそも肉体に束縛されている以上、不可能なんじゃないか

人間は生まれる時、声をあげて泣く
それはここに生まれてしまった後悔なんだよ
この世界に、父や母という別の個体によって、勝手に引きずり込まれたという恨み、悲しみ


なんて考えてる間はまだ、きっと余裕があるんだ
どん底に居る時なんか、こんなことはどうでもいい
経験上、そうだった

俺は客観的に見ても、主観的に見ても
言うほどの苦労をして生きていない
そう思った、
俺は前の、すくなくとも自分の人生の中では最低の時代の記憶が
どんどん薄れていってる
なぜ自分があんなにも追い詰められていたのか
思い出せない
でも俺はこれだけは確かだと言えるのは、
本気で、前にも死にたいと思ったことが前にもあるっていうことで
そして、それが俺の心に精神に、消えない傷を残しているということで

あの頃はいつ思い出しても最低だった
平日はみんなに見上げられる存在だった
どんな奴も、例えば知る限りどんな所謂「不良」もDQNも
誰も馬鹿にした態度をとる奴や、そういう雰囲気を出すやつはいなかった
教師もそうだった
ほとんどみんな、俺を真面目で良いやつだと思ってたし、俺は他の連中より卓越した、傑出した生徒だと思ってた
色んな教師からの評判を耳に挟んだうえではそうだった
俺は他の連中が全員、本当に文字通り全員、マイナスの評価を受けているときでさえ俺だけはプラスの意味で、評価された
俺はそういう意味で、あらゆる人からそもそも、同じ尺度での評価は意味を持たなかった
なぜなら俺は突出していることが当たり前だったから
俺がそれを、殆ど意識的に、装っているとも知らずに
みんな、騙されてた
大人も子供も、みんな
俺は人を騙すことが簡単だと知った
逆にそのころからなのだろうか、一方で人付き合いに慎重になり、疑うことをやめなくなったのは
そして休日は
パジャマのまま、ぐちゃぐちゃに散らかした部屋で何時間も、うつろな目でギターを弾いていた
夜になれば、たくさん鋭利なもので自分に線を引いた
あるとき好きだったのは、ナイフ回しなんだ
ナイフを、ペン回しよりも華麗に、手の上で回す
うまくいけば、しっかり綺麗に回る
手の上で放ればそれは空中でくるくると何回転もし、手に戻ってくる
失敗すれば、刃の方を手で掴み、血が出る
それはとても快感だった、今思い出しただけでぞくぞくする
特に、失敗して、それを指と指の間で受け止めた時に、刃が指に食い込む感覚
忘れられないほどヤバい、
本当にぞくぞくする
想像するよりも、血が出る
手が傷だらけになる
そして、これを読んで想像するよりも、血だらけになる
ナイフにも、血が付く
それを無表情で続けてた
手のひらや指を、血だらけにして遊んでた

なんでこんな話をしているんだろう、
ちょっと熱が入ってしまった

疲れたし、何より頭が拒否反応を起こすので
この辺にしておこうかな



俺は知っている
ただ知らないふりをしているだけなんだ

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