3月になった。
晴れた昼は、春の匂いがする。春が近づいている。
俺はだいじょうぶ。
俺は自分が明確なものを生み出せないことに、ちょっとした焦りを感じてるだけ。
まあ、それがちょっとした焦りであっていいのかすら、分からないけど。
何かを始めなければならないって思ってる。まだ何も自分の中に確固たる実績の種を持てていないことが、自分を焦らせてる。
音楽?語学?法学?はたまた文学?
俺は何一つ。自分のものを持てていないし
何よりどれにも照準を定められていない。
世の成功者、何かの大家はきっと
俺くらいの歳には、何かを持っていたはずじゃないか?
俺は別に自分がそれに値するとは思ってない
だけど大家とは言わなくても、ある分野でそれなりに秀でる必要がある、
俺は成り上がる必要がある
何のため?俺は分からない
俺は早く死にたいと呟きながら、Ich möchte sterben(俺は死にたい)と思いながらなぜ
生に縋りつくのか?
自尊心を保とうとするのか?
俺はよく、自分の人生を振り返る
俺は少なくとも何年か前までの自分が嫌いで仕方ない
中学生までの自分とかが。
俺はダメだと思う
誰も中学生まででかっこよく生きることなんてできない?
にしても俺はかっこ悪かった
とてもそう思う
周りの奴らはもっとマシに生きてたと思う
でもそれなりにやってきた、俺は高校に入り、大学に入った
けれど俺の入った程度の学部じゃ、中学校の時の連中の何人かと、同レベルだし
俺はそれが少し気に食わないけど
それに俺より上に行ってる人も居るかもしれない
まあそれで、俺は自分が今立っているところで、人が得ているもの以上のものを得る必要があると思っているというのもあるわけで…
とにかく
俺は何も生産できてない、立ち止まってる自分がちょっと嫌でね
俺の頭の中では、事態はどんどん悪くなってる
何もできない自分にどうやって自尊心が持てる?
時間は確かに過ぎていく
自分への不満もどんどん溜まっていく
ごめんね、これは全て
あくまで俺の個人的な問題なんだ
最近、ぼーっと考え込む時間が増えた
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