俺は最近は普段、家で聖書を読んでいる
大学でも読みたいけど、変な奴だと思われてますます誰も近寄らなくなるかもしれないし
聖書は重いから、家でばかり読んでいた
でも今日は大学で聖書を読んでいた
今日は「コヘレトの言葉」を読んだ
短いので、少しの時間で読み切れた
イザヤ書とかエレミヤ書とか、旧約聖書の最後の方にまとまっている預言者の本は内容がほとんど戦争に関する預言で、あまり読み進めるのが楽じゃない
土地勘も全くないので、何がどうなっているのかわからない
なんとかが滅びるとか、アッシリアが攻めてくるとか
それでも結局アッシリアが滅びてイスラエルは土地を取り戻すとか…
アッシリア帝国自体は世界史に出てくるし、知らないわけじゃない
だけど、今の自分が読んでも得られるものが少なかった
まだその二書は読み切れていない
旧約聖書の中で一番短いオバデヤ書は、エドムが滅びるけど新しいイスラエルがどうにかするみたいな話だったと思う
これは一ページくらいだから一瞬で読み切れるけど読んだ後に残るものが何もなかった…よくわからなかった
コヘレトの言葉の著者はソロモンらしい
ソロモンは有名だから美咲も名前を聞いたことがあると思う
ソロモンはダビデの子なんだけど、実はダビデはバト・シェバ(名前あってないかもしれない)という人妻とヤってできた子供で
しかもダビデはバト・シェバの夫ウリヤを、戦争の最前線に送って殺すっていうなかなかエグいストーリーが実はあるんだけど
しかもそれが預言者ナタンとかに咎められてちょっと面倒なことになってた気がする
ダビデとかソロモンってなんとなく品行方正なひとってイメージを抱きがちかもしれないけど、実は違う
旧約聖書は戦争の話があることとかも含めてけっこう血生臭い世界なんだよね
それでも彼らや彼らの子孫は主に祝福されてるからなかなか理解の域を越えてる
ソロモンはソロモンで、その時代は栄華を極めたけど人民は重税とかに苦しんでたらしいし
なんかいつの間にか聖書の内容のうんちくが増えてて自分でもびっくりしてる
その後ダビデが薄らボケて、今名前忘れたけど関係ない人が王位継承しちゃってソロモンが王位を継承できなくなったけどさっきの預言者ナタンとかバト・シェバががんばってソロモンに正当な王位を継承させる話もあったな…どの本に載ってたことだか忘れちゃったけど
今確認したら列王記上の一番最初だった
話したらキリがないや、
それにこんな話どうでもいいよね
一方でコレヘトの言葉は面白かった
現代でも通じる内容だし、やっぱりソロモンは賢者だなって思った
内容としてはとにかく悲観的というか、生きることの虚しさとか生に対する悲しみがずっと連なってる
生まれてこなかった人の方が幸せである、くらい言ってる
そういう後ろ向きみたいな本が好きだからかもしれない
無常観がはっきりと示されてて、これはユダヤ教とかキリスト教とか(イスラムも一応旧約聖書は聖典として認めてると思うけど)特定の宗教の特性という意味ではなく一般に言う「宗教的な」面ももちろんあるけど哲学的な内容と言えると思う
美咲も暇があったら(受験生に言う言葉じゃないか…)、インターネットでも読めるからちょっと見てみたら、面白いかもしれないよ
…こうしてブログにこんなこと書いてるのも、げんじつとうひ、か(´・ω・`)
おべんきょうしなきゃ
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