grayish forest
2018年6月1日金曜日
zubrowka2
空いたビールの缶
鬼の唄
電気スタンドの明かり
カーテンの隙間
脱いだままのシャツ
逆さの教科書
ジッポーのオイル
刻一刻と刻む時計
現実から半分目を背け
それでも逃げ切れず虚ろな目
何を思うわけでもなく黙る
脳裏にこびりついたミちゃんの肌の匂い
不意に恋しくなるその匂い
腕の匂い、
太腿の感触
唯一の愛にもたれかかる感情
ダメ人間でも…温まらせてください
なんて思いながら甘えながら
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