2016年8月19日金曜日

freaky junkie

俺は色んなものに助けを求めようとしている
勿論これが格好いいことではないことも知っている
だけど、仕方ないよな
何か耐えなければいけないことや、認めなければいけないことを
そのまま黙って事情を飲み込むことはなかなか難しい
俺にとってもそれはもちろんそうだ
人間は存在してる限り何かに耐えなければいけない
それは生きている人間皆そうだ、きっと
だけれどもその分、何かに感情をぶつけたり
何かで感情を紛らせたりするしかない
何かに感情をぶつければ、何かが壊れる
それが目に見えるものであるか、そうでないかは問わない
だからなるべく周りに影響を与えない方法を探す
つまり自分の中でどうにかするってことだ
自分の頭の中だけで解決することはできないか、とても困難だ
だからやっぱり、外の力を借りなければならない
それが酒であったり、煙草であったり、するわけだ
そこに何の問題があるだろうか?
単純な嗜好品と見なすのもいいが
多くの人にとってはそれは、それ以上の意味合いを持ってるんじゃないのか
だからそこに問題を探すとすれば、そういう嗜好品自体を問題視するのではなく
そこに至った背景にメスを入れるなければならない
だけど多くの人は、勿論俺を含め、
色んな人間に自分の心の裡を見せたくはない
俺が自分の心を開くのはこれを読んでいる人のうち俺が認識しているただ1人くらいしかいない
人はみな大抵秘密を持っているものだ、殆どの人に対して
頭の中はブラックボックスだよ、だから俺と一緒にいる友達は実際、俺の何も知らないのと同然だ
俺は人を選んで、見せるべき自分とそうでない自分をコントロールしている
まあ、大体の人はそういう工夫を、人間関係の中でしているのかもしれないけどな
勿論、そういうことをあまり考えないで、割と素で接している人もいる
勿論、それは例の、これを読んでいる君だけどね
君の前では俺の頭はブラックボックスではないよ
俺は心を開いてる、だから俺の中にもう、秘密を探す必要はないんだよ
とにかく、基本的に弱い自分を他人には見せたくないんだよ
だから、それを隠すために快楽に走るんだ
できることっていうのは、それを根本的に解決することじゃなくて、
それをなるべく見ないようにするってことくらいだろうからね、少なくとも現実的な手段としては…

だから人は依存するんだよ、
少しでも嫌なことの少ない世界を覗けるのであれば、
人はみんなその隙間をのぞき込もうとするし、その隙間を広げようとする
散乱した空のボトル、山盛りの吸殻、使用済みコンドーム
どんどん増えていくんだよ
何かに溺れているときは、それと同じくらい溺れるんだ
自分を薬漬けにしていくんだ
依存して快楽を得られている間は良い
だから
一度依存してしまったら、死ぬまで続けるしかない
死ぬまで酒を飲み、あるいは死ぬまで煙草を吸い、あるいは死ぬまでセックスをし、あるいは死ぬまでリストカットをし、あるいは死ぬまでヘロインを吸い、あるいは死ぬまでブティックでショッピングをして借金塗れになり、あるいは死ぬまで薬を服用し、あるいは死ぬまでビデオゲームをすればいい
まあ、抜け出す道もあるんだろうけどな
根本的な問題を解決するくらいなら、
いっそ死んだ方がマシなこともあるよな

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