俺は今日もバイトを終えて、なんとなく家に帰る
イヤホンからはEMINEMが聴こえていて
俺は家の乾いた階段を上って
鍵穴に鍵を差し込んで開ける
俺はトートバッグを放り出して
惰性で冷蔵庫を開けてビールを取り出す
俺は惰性でビールのプルタブを起こし
惰性で喉に注ぐ
俺はこの静かな家が
自分の家であるように感じたことはあまりなかった
俺はいつか
ここを出ていくことを知っている
みんなそうだ
けれど
俺はそれをはっきりと意識していた、
自分がこの家に住んでいることを
この家は認めていた。それも俺は知っていた
しかし俺はどうも
この家を信じることができない、贅沢なことだけれど
そんなことはどうでもいい、
他にどうでもよくないことがあるわけでもないけれど
最近は何故か
ビール350一缶で若干酔ってしまう
俺の疲れて空になった胃に注ぎ込まれるからだろうか、
そんなことはどうでもいい、
しかし俺はビールが好きだ
EMINEMのアルバムはMarshall Mathers LPだけ聴けばいい
他もいいが
Marshall Mathers LP2も悪くないが
本当のEMINEMが、というよりかMarshall Mathersが彼らしい形で表れているのは
俺はMMLPだけだと思う
他はまあまあだ、
俺はD12の音楽のどこがよいのかが分からない
今に始まったことじゃないけれど
リリックの内容は研究していないのでよく分からないが
音楽として既にダサい、
D12のアルバムはPurple Pillsだけ聴けばいい
The Worldは大きいだけで、あのアルバムの中に1曲も傑作が含まれていないのは逆に驚きだ
その点Purple Pillsは、まだ面白いアプローチがいくつかあったと思うし
Shady XVのDisk 2にはD12の曲はPurple Pillsからしか入ってなかった気がする
The Worldは所謂駄作の類だろうな
あんなに面白くないEMINEMは俺としても見たくない
しかし一方で、MMLPに収録されてるAmityvillは
D12のメンバー、Bizarreをフィーチャーしていたはずだが
いい出来だった、俺は好きな方だ
もうMMLPも何年も、前だけどな
そんなことはどうでもいい
どうでもいいんだよ
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